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平成 9年第2回定例会(第1号 6月 5日)

  • "一般会計予算継続費繰越計算報告"(/)
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  1. 長岡京市議会 1997-06-05
    平成 9年第2回定例会(第1号 6月 5日)


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    平成 9年第2回定例会(第1号 6月 5日)            平成9年長岡京市第2回議会定例会-第1号-         平成9年6月5日(木曜日)午前10時02分開議 出席議員(25名)                     大 畑 京 子  議員                     藤 本 秀 延  議員                     山 梨 純三郎  議員                     小 森   拡  議員                     橋 本 順 造  議員                     梶 原 宗 典  議員                     三 輪 正 夫  議員                     杉 山 正 道  議員                     濱 野 利 夫  議員                     藤 井 舒 之  議員                     藤 井 俊 一  議員                     山 本 義 篤  議員                     永 田 道 孝  議員                     橋 本 俊 郎  議員                     山 本 登喜男  議員
                        宮小路 正 次  議員                     西 澤 昭 三  議員                     平 山   功  議員                     仙 石 侒 男  議員                     山 本 嘉 嗣  議員                     鞆 岡 達 雄  議員                     久 野 芳 樹  議員                     北 野 眞 次  議員                     山 方 久 蔵  議員                     安 井 幸 治  議員 ───────────────────────────────────────── 欠席議員(0名) ───────────────────────────────────────── 欠  員(1名) ───────────────────────────────────────── 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。           今 井 民 雄  市 長           岸   義 次  助 役           山 本 喜 久  収入役           石 田 政 弘  教育委員長           小 西 誠 一  教育長           南   八百一  水道事業管理者           小 田   豊  企画部長           松 村 尚 洋  総務部長           武 川 粂 次  経済衛生部長           小 泉 郁 三  健康福祉部長           斎 藤 八 朗  建設部長           岡 本   弘  下水道部長           川 勝 俊 明  教育次長           久 保 忠 雄  水道局長           中 垣 勝 次  消防長           本 井   巽  監査委員           園   信 孝  監査委員事務局長           春 田 康 晴  秘書広報課長           木 村 俊 祐  総務課長 ───────────────────────────────────────── 議会事務局           鈴 木   晃  事務局長           上 村 敏 久  事務局次長           岩 岸 秀 幸  事務局次長補佐 ───────────────────────────────────────── 議事日程(第1号)平成9年長岡京市第2回議会定例会           6月5日(木曜日)午前10時開議   1.会議録署名議員の指名   2.会期の決定   3.議長諸報告   4.市長諸報告   5.定期監査、随時監査(工事監査)及び例月出納検査の結果報告   6.陳情8-3号 (仮称)長岡京市中央生涯学習センター整備の早期実現に関する陳情の取り下げ願いについて   7.第34号議案 長岡京市教育委員会委員の任命について   8.報告第 4号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第6号 長岡京市税条例等の一部改正について〕   9.報告第 5号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第7号 長岡京市都市計画税条例の一部改正について〕  10.報告第 6号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第4号 平成8年度長岡京市一般会計補正予算(第8号)〕  11.報告第 7号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第5号 平成8年度長岡京市水道事業会計補正予算(第2号)〕  12.報告第 8号 財団法人長岡京水資源対策基金に係る経営状況を説明する書類の提出について  13.報告第 9号 乙訓土地開発公社に係る経営状況を説明する書類の提出について  14.報告第10号 財団法人長岡京埋蔵文化財センターに係る経営状況を説明する書類の提出について  15.報告第11号 財団法人長岡京市体育協会に係る経営状況を説明する書類の提出について  16.報告第12号 平成8年度長岡京市一般会計予算継続費繰越計算報告について  17.第35号議案 財産の取得について  18.第36号議案 長岡京市使用料及び手数料の徴収に関する条例の一部改正について  19.第37号議案 長岡京市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  20.第38号議案 長岡京市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について  21.第39号議案 平成8年度長岡京市水道事業会計決算の認定について  22.第40号議案 平成9年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)  23.第41号議案 平成9年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号) ───────────────────────────────────────── ○(久野芳樹議長) おはようございます。  ただいまの出席議員は、25人であります。  これより平成9年長岡京市第2回議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち、議員の逝去について御報告申し上げます。  五島英雄議員は、去る4月2日、御逝去されました。  まことに哀悼、痛惜の至りにたえません。この際、追悼の意を表するため、杉山正道議員の発言を許可いたします。  杉山正道議員。               (杉山正道議員登壇) ○(杉山正道議員) 追悼の辞、ただいま議長から申されましたように、去る4月2日、御家族の皆さんの献身的な御看護のかいもなく、五島英雄議員は長逝されました。  まことに僣越でございますが、慎んで哀悼の言葉を述べさせていただきたいと思います。  故五島英雄議員は、昭和10年12月に生を受けて以来、幼少期より賢明にして、かつ、人情厚く、その人柄と人徳は余人の及ばぬものでありました。昭和38年3月に京都外国語大学を卒業され、その後、西山高等学校の教壇に立たれ、長きにわたり高等教育に情熱を注いでこられました。そして、教育に注いでいるエネルギーを市制施行間もない長岡京市のまちづくりに力を傾注すべき、昭和48年10月、長岡京市議会議員に当選、以来5期20年にわたり、八田、五十棲、今井3市長の市政遂行の協力者として、長岡京市の発展のために努力され、その間、監査委員をはじめ文教水道常任委員長など、市議会の重職を歴任され、すぐれた見識と情熱を持って長岡京市議会人として市政推進に邁進され、多大の功績を立ててこられました。  人口急増期には、本市基盤整備に際して、ハード面のみならず、ソフト面の充実にも努力され、『活力と潤いのあるまちづくり』の創世を目指し、人間の尊厳を基調に、常に確かな見通しを持って創造性あふれる心豊かな人づくりに取り組まれてまいりました。特に、教育的目標として、個性重視の原則に立ち、教育実践の充実をはかり、社会変化にも対応できる生徒、児童の育成に熱意と情熱を持って尽力をされた真剣な取り組みは、広く市民からも賞賛されたところであります。  強靱な体力のもと、スポーツ万能、常に明朗快活で、私たちだれもが尊敬と敬愛と親しみの念を抱いていたのであります。  また、これからの市政を見据えて、いち早く6期目を目指し、長岡京のさらなる発展のために頑張りたいと申されていたところでありました。  しかしながら、突如として病魔の冒すところとなり、百万加療の効もなく、卒然として急逝されたことは、一同愕然として長恨たえないところであり、天を仰いでその無情を嘆くしかほかありません。  しかしながら、五島議員が長年にわたって提唱されてきた教育環境の充実、地球環境問題にまつわる崇高な理念や精神は、これからの私たちの志す市政発展のための礎として、後々まで伝えられると信じてやみません。  申し上げれば限りもなく、惜別の念は尽きませんが、ここに慎んで哀悼の意をあらわし、衷心より御冥福をお祈り申し上げ、追悼の言葉といたします。 ○(久野芳樹議長) それでは、五島英雄議員の御冥福をお祈りし、慎んで黙祷をささげます。  議場出席者の皆様、御起立のほどをお願いいたします。  黙祷。                 (黙   祷) ○(久野芳樹議長) 黙祷を終わります。  御着席ください。  ありがとうございました。  ここで、暫時休憩いたします。
                  午前10時08分 休憩              ─────────────               午前10時31分 開議 ○(久野芳樹議長) 休憩を閉じ続会いたします。  日程に入ります前に、表彰状及び感謝状の伝達式を行います。  去る5月28日に開催されました全国市議会議長会第73回定期総会におきまして、現在、25年以上、市議会議員として在職されている永田道孝議員、及び、15年以上、市議会議員として在職されている三輪正夫議員藤井舒之議員橋本俊郎議員仙石侒男議員、鞆岡達雄議員、山方久蔵議員の7人の功績に対し表彰状の贈呈がありました。まことに御同慶にたえません。ここに報告し深く敬意を表します。また、私、久野芳樹も、全国市議会議長会より全国市議会議長会評議員として感謝状を受けましたので、あわせて報告いたします。  それでは、表彰状及び感謝状の伝達を行います。             (表彰状・感謝状授与 拍手) ○(久野芳樹議長) 本日、表彰状を受けられました議員の皆様につきましては、まことにおめでとうございました。  以上で表彰状及び感謝状の伝達式を終わります。  次に、石田教育委員長から発言の申し出がありますので、この際、これを許可いたします。  石田教育委員長。              (石田政弘教育委員長登壇) ○(石田政弘教育委員長) 石田でございます。  私は、このたび、教育委員長に選出されました。4月の教育委員会定例会議におきまして教育委員長の選挙がございまして、不肖私が、このたび、教育委員長として選出されました。私にとりましては非常に光栄に存じております。  私自身、約40年間教育に携わってまいりました。主として、研究の職務でございましたが、その間、いろいろと貧弱ながら経験もいたしましたし、このたび、この経験を最大限に生かして、長岡京市の教育行政のために尽力いたしたいと思っております。何分教育の現場での40年間という仕事でございまして、まだ教育行政という違った立場での経験はまだ浅くございます。教育委員に推挙されてからまだ1年半しかたっておりませんが、今後とも教育行政につきましても大いに勉強さしていただいて、長岡京市のために献身いたしたいと思っております。  教育行政という違う立場でございますので、ただいまから猛勉強中でございまして、この議会の議員の皆様方、先生方、今後ともよろしく御指導をお願いいたしたいと思っている次第でございます。  甚だ簡単でございますが、貴重な時間いただきまして、ごあいさつにかえたいと思います。どうぞまたよろしくお願いいたします。 ○(久野芳樹議長) 続きまして、今井市長から発言の申し出がありますので、この際、これを許可いたします。  今井市長。               (今井民雄市長登壇) ○(今井民雄市長) 貴重なお時間をいただきまして、まことに恐縮ですが、去る4月1日付の人事異動において、議会に出席する部長級職員の異動を行いましたので、ここで紹介させていただきたいと思います。  まず、役職定年による福田順三郎前消防長の退任に伴い、中垣勝次消防本部次長が消防長に昇任いたしました。  次に、川勝俊明企画部次長教育委員会教育次長に就任いたしました。  以上で紹介といたします。今後ともよろしくお願いいたします。 ○(久野芳樹議長) これより日程に入ります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、仙石侒男議員安井幸治議員を指名いたします。  次に、日程2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から19日までの15日間といたすことに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(久野芳樹議長) 御異議なしと認め、会期は15日間と決定いたします。  次に、日程3、議長諸報告であります。  まず、3月定例会以後の議会活動につきましては、お手元に配付の議会活動概要報告によって御承知おき願います。  次に、意見書の処理報告であります。  3月24日に議決されました「患者負担の大幅引上げを内容とする医療保険制度改正の中止を求めるに関する意見書」は同日付で政府関係機関に送付いたしました。  次に、1997年核兵器廃絶国民平和大行進京都実行委員会より要望書が提出されております。参考のため配付いたしましたので御覧おき願います。    ──────────────────────────────────────   ───────────────────────────────────────   ────────────────    ──────────────────────────────────────   ───  次に、3月定例会以後の乙訓環境衛生組合議会乙訓福祉施設事務組合議会及び京都南部都市広域行政圏推進協議会審議会の会議結果の報告書が提出されております。参考のため配付いたしましたので、御覧おき願います。  以上で議長諸報告を終わります。  次に、日程4、市長諸報告であります。  今井市長。                (今井民雄市長登壇) ○(今井民雄市長) おはようございます。  本日、ここに平成9年長岡京市第2回議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私御多忙の中、御出席をいただきまして厚くお礼を申し上げます。  それでは、去る3月定例議会以降の事務事業の主なものにつきまして御報告申し上げます。  まずはじめに、JR長岡京西口地区市街地開発事業について御報告申し上げます。  本事業の都市計画決定につきましては、既に市民しんぶんや再開発ニュース等で御承知のとおり、去る3月27日開催の第98回京都府都市計画地方審議会において、京都都市計画第一種市街地再開発事業の決定及び用途地域の変更等、関連いたします6議案について可決されました。その後、京都府におかれましては、建設大臣の認可を得られ、4月15日付で都市計画決定がなされました。また、本市決定事案につきましても、同時に決定、告示いたしたところであります。  議員各位には、長年にわたり貴重な御意見、御提言と御協力いただきましたこと、改めて厚くお礼を申し上げる次第であります。都市計画決定という大きな節目を越えました今年度は、土地、建物等の現況調査や施設建築物の設計、道路、広場の詳細設計等、具体的な事業計画の作成を中心とした活動が進められることとなります。  同時に、いよいよ再開発組合の設立認可に向けた事業計画(案)が去る4月26日の準備組合の「総会」で決定されたところであります。本市といたしましても、まだまだ精査、検討しなければならない課題はありますが、事業進捗とあわせ、次の目標に向けまして最大限の支援をしてまいりたいと考えております。今後とも、より一層の御理解、御協力を賜わりますようお願いいたします。  次に、長岡京市立スポーツセンターオープンについて御報告申し上げます。  スポーツ愛好者をはじめ多くの市民の念願でもありました屋外スポーツ施設としてのグラウンドも併設した、本市で初めての複合スポーツ施設であります長岡京市立スポーツセンターが、去る4月27日、京都府向日町地方振興局長をはじめ市議会議員の皆様など、多くの関係者の御出席をいただき、オープン記念式典を盛大に行うことができましたこと、この場をおかりいたしまして厚くお礼を申し上げます。  当日は、テープカット及び御寄附いただきました石碑の除幕式に引き続き、記念式典を行いました。午後からはグラウンドテニスコート、体育館におきまして、体育協会主催によるソフトボール女子リーグ戦、テニス、バレーボールの交流大会をオープン記念大会として、200名の参加を得まして盛大に開催され、参加者の方々に好評をいただいたところであります。  なお、当センターにつきましては、オープンを迎えるに際し、身体障害者用のスロープ、トイレなどの一部整備を行い、また、国道171号からの進入路の交通安全対策といたしまして、進入路の拡幅並びに点滅信号機から自動式信号機への切りかえを行っていただき、安全対策を行ってまいりました。  なお、使用開始の4月12日から、記念式典前の25日までの間の施設利用につきましては、3月議会で御報告いたしましたが、できるだけ多くの市民の皆様に御利用していただき、また、どのような施設かを知っていただくために無料開放を行いました。また、オープン記念式後の4月28日から一般に開放し、現在、約1ヵ月を経過したところでありますが、グラウンドにつきましては、平日には空きがあるものの、日・祝・祭日につきましては各種競技大会をはじめ練習等で利用されており、テニスコート、体育館につきましても、多少の空きはあるものの、利用者も徐々に増えているところであります。  なお、グラウンドの使用につきましては、午後5時以降も日没まで利用していただき、7月、8月につきましては、試行的に午前7時から9時までの早朝開放を行う予定にいたしております。  今後におきましても、一層のPRを図りながら、当スポーツセンターが、西の西山公園体育館とともに本市のスポーツレクリエーション活動の東の拠点として多いに活用していただけるよう努力してまいりますので、議会におかれましても、市民のスポーツ振興につきまして、今後とも御理解、御協力を切にお願い申し上げ、御報告といたします。  次に、平成9年度全国高等学校総合体育大会の開催について御報告を申し上げます。  さて、『風にのれ君の声援君の汗』を大会スローガンのもとに、本年8月に京都府内35市町村において開催されます、高校生のスポーツ最大の祭典であります全国高等学校総合体育大会も、開催まで残すところ2ヵ月足らずと、間近に迫ってまいりました。  本市におきましては、この高校総体開催に向けまして、広く市民の皆様の御理解と御協力のもと、21世紀を担う若人のスポーツの祭典が、「高校生の大会にふさわしい質実にして実りの多い大会」となるように目指すとともに、「緑豊かな自然と心ふれあう長岡京」にふさわしい大会として成功させるため、多くの関係者の御支援をいただき、開催準備並びに大会運営に万全を期すべく、平成7年7月に長岡京市準備委員会を設立し、昨年の6月には本格的な実行体制の確立を目指すため、準備委員会実行委員会に改組するとともに、去る4月26日には実行委員会第2回の総会を開催し、本年8月の大会開催に係る事業計画や予算について御審議をいただき、御承認をいただいたところであります。  本市では、開催いたしますバドミントン競技につきましては、選手、役員等、約2,900人の参加のもと、8月1日に長岡京記念文化会館で開会式を行い、8月2日から6日までの間、西山公園体育館をはじめ市内の高校2校、中学校3校の計6競技会場で熱戦が繰り広げられます。幸いにも、地元校であります西乙訓高校が、学校対抗戦で京都府の第一代表校として男女とも出場を果たしており、大会での活躍が大いに期待されているところであります。  議員各位におかれましては、改めて御案内をいたしますが、時間の許す限り、御出席、また、御観戦いただきますようお願いを申し上げ、御報告といたします。  次に、「健康文化と快適な暮らしのまち創造プラン」について御報告申し上げます。  当事業は、厚生省の指定を受け、「健康文化」という新しい切り口から本市の健康づくり施策を見直し、より総合的なまちづくりを行うためのプランづくりを行ったものであります。そのため、市民の方々が、日ごろ、健康についていかに考えておられるか、あるいは、今後、どのような健康づくり施策を望んでおられるかといった、いわゆる健康意識について、現状把握のため、1,000人の市民を対象にアンケート調査を実施いたしました。  また、学識経験者等19人で構成する長岡京市健康づくり推進協議会並びに市職員による健康文化都市プラン策定委員会を設けまして、市民が自らの健康について考え、行動して、それぞれのライフステージおいて、健康で快適に暮らすことを「健康文化」という視点に立ち、活発な御審議をいただいたところであります。  今回、策定いたしましたプランは、みどり豊かな自然環境や歴史・文化に恵まれた本市の特色を地域資源として積極的に活用するとともに、これまで取り組んできたさまざまな行政サービス健康文化の視点から再構築し、新たなまちづくりの理念とするとともに、それらを実現するための推進体系として、「健康づくり事業の再構築」「生涯学習の推進」「総合的な健康福祉拠点の機能の整備」「健康・保養のための環境整備」の4点を掲げております。  また、このプランを広く市民のものとするため、去る5月17日に「健康文化フォーラム'97」を開催し、健康文化まちづくりについて活発な御論議をいただいたところであります。  今後、このプランを着実に実施していくことにより、21世紀に向けた「いのち輝く新長岡京時代の創世」が実現できるものと確信いたしているところであります。  次に、市制施行25周年記念事業について御報告申し上げます。  今年は、本市が市制を施行して25周年を迎えます。この節目の年を記念し、先人の偉業を振り返り、大きな変革の時期における地方自治の意義と重要性を認識し、新たな歩みとするため、ささやかではありますが、9月27日に記念式典記念講演会を予定いたしているところであります。  また、21世紀の我がまち長岡京市の都市像を探るため、市民から広く参加を募り、「いのち輝く新長岡京時代を考える・まちづくり市民懇談会」を設置し、フォーラムの企画など、市民的論議を展開していただき、創意工夫が生きる取り組みにしていきたいと考えております。  そしてまた、今年は地方自治法施行50周年に当たる年でもあります。地方分権が叫ばれる地方自治の状況を十分に踏まえまして、京都府が計画されている「ふるさとまつり」や「タイムカプセル」などの記念事業に本市も参画してまいる予定であります。  次に、中国寧波市との友好交流について御報告申し上げます。  去る5月1日に、カナダ、アメリカ、日本を歴訪中の張 蔚文寧波市長と大阪市内において懇談する機会がありました。早朝の限られた時間ではありましたが、平成10年に迎える「友好都市盟約締結15周年」の記念事業について懇談いたしました。また、来年の4月21日の盟約締結日前後に、長岡京市代表団の訪中招請がありましたので、御報告いたします。  次に、JR長岡京駅前観光案内所開設について御報告申し上げます。  去る5月6日、JR長岡京駅前西口において、京都中央農業協同組合の御理解と御協力のもと、神足支店の施設の一部を借用させていただき、観光案内所をオープンしたものであります。これにより、阪急長岡天神駅、JR長岡京駅に観光案内所の設置ができ、当市を訪れる観光客の利便がより図られるものと考えます。この案内所を拠点として、なお一層緑と歴史のまち長岡京市の情報を発信したいと思います。  なお、この案内所の運営に当たりましては、観光協会の御理解を得まして、阪急案内所とともに観光協会へ委託をいたしたことも、あわせて御報告させていただきます。  次に、『長岡京市史』全7巻の完結について御報告申し上げます。  昭和61年2月に第1回の市史編さん委員会を開催し、長岡京市史編さん事業の実質的なスタートを切りました。「市民参加の市史づくり」「地域の特色を生かした市史づくり」を基本方針に据え、各分野ごとに専門委員の先生方を中心に、調査、資料収集並びに執筆に当たっていただき、平成3年3月に第1回配本の「資料編一」を発刊し、その後、毎年1冊のペースで配本を続け、おかげをもちまして、市制施行25周年の節目に当たる記念すべき年に、今回の「本文編二」の刊行をもって、資料編3巻、本文編2巻、そして、民族編と建築・美術編の別編2巻を加えた全7巻が完結のはこびとなりました。「最終巻の本文編二」は今月から発売を開始したところであります。  これら全7巻の『長岡京市史』は、恵まれた自然環境と文化遺産を生かした21世紀のまちづくりの礎として、私の政治理念であります「いのち輝く新長岡京時代の創世」につながるものと確信をいたしております。この『長岡京市史』が、市民の身近な暮らしや教育・文化活動の中で幅広く活用され、さらに、全国各地の人々にも、長岡京市の歴史と新しいまちづくりを目指す今の姿を理解していただく一助となるよう念願をいたしております。  今日までの編さん委員、専門委員並びに執筆委員の先生方の御努力に深く敬意を表するとともに、調査に御協力いただきました関係各位に厚くお礼を申し上げる次第であります。  今後は、市史編さん事業の過程の中で、市民の皆さんの御協力を得て収集された貴重な資料を大切に保存し、広く市民や研究者に公開しえる活用方法を検討してまいりたいと考えておりますので、議会をはじめ市民の皆様の一層の御援助、御協力をお願いをし、『長岡京市史』全7巻完結の御報告といたします。  次に、特別養護老人ホーム「竹の里ホーム」の完成、及び、在宅介護支援センター並びにデイサービスセンターの開設について御報告申し上げます。
     議員の皆さんに御理解と御支援をいただいておりました特別養護老人ホーム「竹の里ホーム」は、5月29日に竣工式が行われ、6月1日から事業が開始されたところであります。  施設概要は、計画どおりの特別養護老人ホーム、定員50人、在宅福祉事業に関するショートステイ、定員20人、軽費老人ホームでありますケアハウス、定員30人となっております。早速入所受け入れを開始し、6月と7月の2ヵ月間で満床の予定であります。  一方、デイサービスセンターB型及びホームヘルパーステーションにつきましては、8月1日からの実施に向け、その体制づくりに取り組まれているところであります。  このように、「竹の里ホーム」の完成に伴い、本市で4番目の在宅介護支援センターが同時に発足したことによりまして、中学校区内に1ヵ所の在宅介護支援センターが存在することとなり、地域福祉の総合窓口となって、より身近なサービスの提供の拠点づくりができたこととなります。  また、去る4月から「旭が丘ホーム」におきまして、長年懸案となっておりましたデイサービスセンターE型、痴呆対象でありますが、このE型事業を府下で初めての毎日型のデイサービスセンターとして発足されました。さらに、当ホームにおきまして、在宅介護支援センターも開設され、このことにより、本市の当面のサービス目標量も達成されたこととなり、要介護老人のみならず、介護されています家族の方々の御期待にこたえられる状況が整ったものと思っている次第であります。  最後に、京都女性の健康フェスティバルの開催について御報告申し上げます。  去る6月1日、京都府連合婦人会主催の「第12回京都女性の健康フェスティバル」が、府立洛西浄化センター公園におきまして、府下から約2,000人の参加のもとに盛大に開催され、本市からも多くの市民の方々が参加されました。  あわせて、本市のマーチングバンド、スポーツ少年団、レディースフォークダンスサークルの会の出演や、音頭保存会による長岡京音頭の披露など、参加者に感銘を与えました。また、多くの方々と心のふれあいを持つことができました。このたびの健康フェスティバルにつきましては、本市では、昨年第2次男女共同参画プランを策定し、女性の心身の健康増進の一環として、スポーツの活動の充実を位置づけているところであります。したがいまして、この大会に積極的に協力、支援をさせていただいたところであります。  今後とも、スポーツを通じた市民交流や健康づくりなど、生涯スポーツの一層の推進に努めてまいりたいと存じております。  以上、市長諸報告といたします。 ○(久野芳樹議長) 以上で、市長諸報告を終わります。  次に、日程5、定期監査、随時監査及び例月出納検査の結果報告であります。  監査委員の報告を求めます。  本井監査委員。               (本井 巽監査委員登壇) ○(本井 巽監査委員) 定期監査、随時監査及び例月出納検査の監査結果を御報告を申し上げます。  地方自治法第199条第4項及び同法第5項の規定によりまして、定期監査並びに随時監査を、また、同法第235条の2第1項の規定によりまして、例月出納検査をそれぞれ実施いたしました。その監査対象並びに結果につきましては、お手元にお配りしました報告書のとおりでございます。  以上、監査報告といたします。 ○(久野芳樹議長) 以上で監査報告を終わります。  次に、日程6、陳情8-3号 (仮称)長岡京市中央生涯学習センター整備の早期実現に関する陳情の取り下げ願いについてを議題といたします。  本件については、お手元に配付のとおり、陳情者から取り下げ願いが提出されております。  お諮りいたします。  陳情8-3号の取り下げ願いについて、陳情者の申し出のとおり、取り下げ願いを承認することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と言う者あり) ○(久野芳樹議長) 御異議なしと認め、よって、陳情8-3号の取り下げ願いは承認されました。  次に、日程7、第34号議案 長岡京市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  今井市長。                (今井民雄市長登壇) ○(今井民雄市長) 日程7、第34号議案 長岡京市教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。  去る3月31日付をもちまして辞職されました山本八郎前委員の後任といたしまして、北畑博子氏を教育委員会委員に任命いたしたく存じます。よろしく御同意賜わりますようお願い申し上げます。  以上、御説明といたします。 ○(久野芳樹議長) 本件の説明は終わりました。  お諮りいたします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(久野芳樹議長) 御異議なしと認め、さよう決します。  第34号議案 長岡京市教育委員会委員の任命について、北畑博子さんを任命することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(久野芳樹議長) 全員起立。  よって、第34号議案ついては、北畑博子さんを任命することに同意するものと決定いたしました。  次に、日程8、報告第4号、専決処分の承認を求めることについてから日程23、第41号議案 平成9年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)までの16件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  今井市長。               (今井民雄市長登壇) ○(今井民雄市長) それでは、私からは日程10、報告第6号 専決処分の承認を求めることについて、及び、日程22、第40号議案 平成9年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)について説明をいたします。その他の議案につきましては、助役以下、水道事業管理者、関係部長から説明をいたします。  まずはじめに、日程10、報告第6号 専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。  専決第4号でありますが、その内容は、平成8年度長岡京市一般会計補正予算(第8号)でございます。  今回の補正は、平成8年度決算を目前に控え、必要最小限の補正を行ったものであります。  それでは、専決いたしました補正予算の概要につきまして御説明申し上げます。  既定の予算総額に、歳入歳出それぞれ9,590万5,000円を補正し、平成8年度の一般会計歳入歳出予算総額を207億8,945万4,000円とするものであります。  それでは、歳出予算から、その概要を申し上げます。  まず、総務費におきましては、1億7,825万7,000円の増額となっておりますが、その主なものは積立金であります。  まず、開発行為に伴います年度内の事業確定の精算によりまして、公共施設整備基金の積立金を2,714万7,000円減額するとともに、社会福祉事業に対して指定寄附の申し出のあった116万8,000円を社会福祉事業基金に、また、公園・緑地負担金の件数増により127万4,000円を公園・緑地整備基金に、それぞれ積み立てました。  また、今回の補正におきまして、歳入及び歳出を調整いたしました結果、生じました剰余金2億296万2,000円を後年度の財政需要のために財政調整基金に積み立てたものであります。  次に、民生費であります。  医療扶助をはじめ各扶助費におきまして、伸びが見込みより下回りましたので、1,381万4,000円を減額したところであります。  次に、土木費でありますが、6,853万8,000円の減額となっております。  まず、道路の新設改良費におきまして、市道102号線及び市道3244号線整備事業用地の取得に向けまして、地権者と鋭意協議を重ねてまいったところでありますが、年度末までに最終合意には至りませんでしたので、物件移転補償費とあわせまして8,185万円を減額するとともに、市道3152号線におきまして、昨年5月、緊急に整備する必要が生じ執行いたしました2,500万1,000円との差額、5,684万9,000円を減額いたしました。  また、都市計画費におきましても、今里長法寺線整備事業用地の年度内の執行ができえませんでしたので、物件移転補償費とあわせまして1,168万9,000円を減額いたしたものであります。  次に、歳入であります。  3月交付額の確定によりまして、地方譲与税2,512万円、特別地方消費税交付金41万1,000円、自動車取得税交付金2,754万円、地方交付税8,142万円、それぞれ増額計上いたしますとともに、利子割交付金7,662万9,000円、及び、交通安全対策特別交付金12万1,000円、それぞれ減額いたしました。  次に、分担金及び負担金につきましては、公園緑地負担金6件分127万4,000円を増額いたしました。  次に、国庫支出金であります。1,915万4,000円の減額となっておりますが、その主なものは、国庫負担金の民生費負担金におきまして、生活保護にかかわります扶助費の減額及び返納徴収金の増額によりまして、国庫負担金を1,665万4,000円減額いたしました。  なお、国庫補助金につきましては、「健康文化と快適な暮らしのまち創造プラン」策定にかかわります補助金が、府補助金として交付決定されましたので、国庫補助金から府補助金に予算の組み替えをしたものであります。  次に、府支出金であります。  1,922万3,000円の増額となっておりますが、府補助金におきまして、さきに述べました「健康文化と快適な暮らしのまち創造プラン」策定にかかわる国庫補助金からの組み替えを行うほか、パワーゲート付ダンプトラック等清掃運搬車整備に伴う振興補助金693万円、楊谷寺における歴史街道案内サイン設置に対する補助金94万7,000円、天神の森第2期整備に伴います振興補助金増96万円、城の里2号及び3号緑地整備に伴います振興補助金480万円であります。  また、府委託金につきましては、本年4月からの消費税率の引き上げ及び地方消費税の導入などに伴い、老齢福祉年金や特別障害者手当の受給者などを対象として、支給される臨時福祉特別交付金の支給事務委託金として308万6,000円を計上いたしたものであります。  次に、寄附金につきましては、開発行為に伴います事業確定の精算によりまして、一般寄付金2,714万7,000円を減額するとともに、社会福祉事業に対する指定寄附116万8,000円を増額いたしまして、差し引き2,597万9,000円を減額いたしました。  次に、市債であります。  それぞれ事業費の確定等に伴いまして調整をいたしたものでございます。総額6,280万円の増額となっておりますが、まず、土木債につきまして、都市計画街路整備事業債4,960万円、天神の森整備事業債910万円、及び、芝本川河川改良事業債2,070万円、また、農林水産事業債につきまして、八条ケ池改修工事に伴います「地域ぐるみため池再編総合整備事業債」100万円、それぞれ計上いたしております。  一方、衛生債における清掃運搬施設等整備事業債及び消防債における消防施設整備事業債につきましては、それぞれ610万円を減額、また、公営住宅建設事業債につきましても540万円を減額いたしました。  以上が歳入の主なものであります。  次に、第2表、債務負担行為の補正であります。  先ほど歳出のところで申し上げましたとおり、都市計画街路今里長法寺線用地先行取得事業におきましては、平成8年度内に契約までには至りませんでしたので、債務負担行為の廃止をいたしたものであります。  次に、第3表、地方債の補正であります。  まず、追加につきましては、芝本川河川改良事業におきまして、京都府振興資金より2,070万円の借り入れを行ったものであります。  次に、変更分でありますが、清掃運搬施設等整備事業をはじめ6件分でありますが、事業費及び京都府振興補助金等の確定に伴いまして、限度額及び借入利率を補正いたしたものであります。  以上、平成8年3月28日に専決いたしました平成8年度一般会計補正予算(第8号)の概要でございます。御承認のほどよろしくお願いを申し上げます。  次に、日程22、第40号議案 平成9年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  今回の補正は、年度が始まりましてまだ日時の経過も浅い段階でありますので、所要の補正のみにとどめ、既定の予算総額に、歳入歳出それぞれ1億893万2,000円を追加いたしまして、予算総額を213億5,131万4,000円とするものであります。  それでは、歳出予算の概要から御説明申し上げます。  まず、総務費でありますが、今里、井ノ内、奥海印寺各財産区の議会議員選挙が無投票となりましたので、選挙に伴います関係経費全額107万4,000円を減額するものであります。  次に、民生費であります。  まず、老人福祉費におきまして、いずれも老人医療事業にかかわるもの、平成8年度分の精算により、府補助金の返還金2件分82万2,000円を計上いたしました。また、老人福祉センター費におきまして、職員の病気入院に伴いますアルバイト賃金49万9,000円を計上いたしております。  次に、労働費でありますが、『ピロティ乙訓』の愛称名で呼んでおります財団法人「乙訓勤労者福祉サービスセンター」に対します中小企業福祉事業補助金におきまして、平成8年度分の精算により生じました国庫補助金返還金4万9,000円を計上いたしております。  次に、農林水産業費におきましては、八条ケ池の改修に伴います「地域ぐるみため池再編総合整備事業」におきまして、事業割当追加により2,477万9,000円を計上いたしました。  次に、土木費でありますが、井ノ内地区の市道102号線の道路改良事業用地購入に関しまして、このほど、地権者から一定の御理解をいただける段階に至りましたので、物件移転補償費とあわせまして7,900万円を計上いたしました。
     また、消防費におきましては、消防団員10名分の退職報償金185万5,000円を計上いたしております。  次に、教育費であります。  まず、いじめや不登校問題などの悩み事相談や教師、父母らに子供たちへの接し方などを指導する国の委託事業としての「スクールカウンセラー活用調査研究事業」を市内の小学校及び中学校各1校に委託する旨の決定がありましたので、その関連経費328万8,000円を計上いたしました。  また、長岡中学校の用務技手1名については、シルバー人材センターへの委託からアルバイトに切りかえるため、委託料104万円を減額し、アルバイト賃金を115万9,000円増額いたしたものであります。  一方、これら歳出に充てます財源につきましては、さきに申し上げました「スクールカウンセラー活用調査研究事業」に対しましては、国庫委託金394万4,000円計上いたしました。  次に、府支出金につきましては、1,731万1,000円の増額となっておりますが、京都府の同和施策及び同和事業の見直しに伴い廃止とされ、本市が府の補助金を受け行っておりますうち、同和地区ホームヘルパー訪問活動促進事業費補助金、同和地区老人生きがい事業費補助金、同和地区訪問活動事業費補助金3件分、あわせまして89万1,000円を減額するとともに、地域ぐるみため池再編総合整備事業の本年度追加割当てに係る府補助金1,820万2,000円を増額計上いたしております。  また、繰入金につきましては、平成8年度医療諸費法定負担金の確定によりまして、老人保健医療事業特別会計からの繰入金199万6,000円と、今里、井ノ内、奥海印寺の各財産区の議会議員選挙の無投票に伴う繰入金の減額107万4,000円を増減調整し、92万2,000円を増額いたしました。  次に、繰越金として7,700万円を増額いたしておりますが、これは平成8年度の決算剰余額がほぼ明らからになりましたので、今回の事業財源として、その一部を補正計上するものであります。  次に、諸収入でありますが、平成8年度に退職いたしました消防団員10名分の退職報償金を消防団員等公務災害補償等共済基金から受け入れる185万5,000円を計上いたしました。  次に、市債につきましては、八条ケ池改修に伴います地域ぐるみため池再編総合整備事業債790万円を増額計上いたしました。  以上が歳入の主なものであります。  次に、第2表、債務負担行為の補正であります。  今回、追加いたしますのは、新財務会計システムの機器等借り上げのうち、今年度、市役所以外の中央公民館等に設置いたします末端機の増設分に係るものであり、期間を平成10年度から平成13年度、また、限度額を650万円と設定いたすものであります。  次に、第3表、地方債の補正であります。  先ほど歳出のところでも申し上げましたとおり、八条ケ池の改修に伴います「地域ぐるみため池再編総合整備事業」におきまして、このほど、事業割当ての追加があり、790万円を増額し、限度額を2,580万円とするとともに、利率も「4%以内」から「3.6%以内」とするものであります。  以上が平成9年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)の概要であります。よろしく御審議賜わりますようお願い申し上げます。 ○(久野芳樹議長) 岸助役。                (岸 義次助役登壇) ○(岸 義次助役) 日程17、第35号議案 財産の取得について御説明申し上げます。  本件につきましては、平成9年5月22日に、一社特命で日本電機株式会社から見積書を徴取しましたところ、3,591万円の見積書が提出され、翌23日に仮契約を締結いたしました。  なお、取得を予定している財産につきましては、配付しました資料のとおり、教育用コンピューターシステム等でございます。情報化時代に欠かすことのできないコンピューターに、小学生の段階から「触れ、慣れ、親しませる」ことを第一義としております。  内容は、第六小学校に教育用コンピューターシステムとして、パーソナルコンピューター23台、及び、パソコンデスク、いす等を設置し、教職員研修用コンピューターシステムとして、教育センターにパーソナルコンピューターを19台、校務用コンピューターとして各小学校に各1台のコンピューターを設置しようとするものです。つきましては、近く契約の締結を行いたいと存じますので、よろしく御審議をお願いいたします。 ○(久野芳樹議長) 小西教育長。               (小西誠一教育長登壇) ○(小西誠一教育長) 日程14、報告第10号 財団法人長岡京埋蔵文化財センターに係ります経営状況を説明する書類の提出について、御説明申し上げます。  この書類は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、政令で定める書類として提出したものでございます。  はじめに、平成8年度事業報告でございますが、周知の遺跡内で行われました開発工事に伴う埋蔵文化財保護のための発掘調査事業31件、及び、国庫補助による発掘調査事業3件を実施いたしました。これらの発掘調査以外に443ヵ所の立会い調査事業を実施をいたしました。その他、普及啓発事業といたしまして、文化財講演会をはじめ調査成果速報展など、市民啓発に努めたところでございます。  次に、平成8年度収支決算書でございますが、まず、収入の部といたしまして1億9,558万4,473円で、その大部分は事業収入の1億2,438万7,332円であり、市からの補助金収入4,950万円、遺物整理のための前期繰越収支差額1,272万2,180円であり、ほかに、基本財産収入及び雑収入がございます。  これに対する支出の部といたしましては、総額1億7,721万2,326円を支出をいたしております。  主なものといたしましては、管理費の5,996万7,888円と、事業費1億816万1,832円で、その内訳でございますが、人件費に5,397万9,568円、運営費に598万8,320円、発掘調査事業費8,028万9,129円、遺物整理調査事業費1,755万9,039円、遺物整理受託事業費238万1,467円、啓発研究事業費57万7,498円等が主なものでございます。  したがいまして、次期繰越収支差額は1,837万2,147円となっております。  次に、貸借対照表でございますが、貸方、借方とも、それぞれ8,733万6,518円となっております。  次に、財産目録でございますが、基本財産が貸付信託で1,000万円、銀行預金等として2,166万1,682円、ほかに、減価償却積立預金、遺物整理積立預金等があり、流動負債は328万9,535円、並びに、退職給与引当金448万6,000円を差し引いた正味財産は7,956万983円となっております。  次に、平成9年度事業計画でございますが、本市の各遺跡内で行われる開発工事や道路工事等に伴います発掘調査事業、また、発掘調査事業実施に伴い出土した遺物の整理調査事業等で得られました成果は、広く市民に周知を図るため、埋蔵文化財発掘調査報告書やセンター年報に掲載し刊行する予定でございます。  次に、文化財保護のための啓発事業といたしまして、歴史教室の育成並びに文化財講演会、展示会等の計画をいたしております。  その他、市立埋蔵文化財調査センターの管理運営、受託事業がございます。  次に、平成9年度予算でございますが、収入支出それぞれ1億5,353万2,000円でございます。  収入の部といたしましては、事業収入8,900万円、市からの補助金収入5,170万円、繰越金収入1,150万円等が主なもので、そのほかに基本財産収入等がございます。  これに対する支出といたしましては、管理費が6,123万円、事業費が9,128万円が主なものであり、その内訳でございますが、人件費といたしまして5,565万5,000円、運営費として557万5,000円、発掘調査事業費として5,918万8,000円等が主なものでございます。  以上、財団法人長岡京埋蔵文化財センターに係ります経営状況の報告といたします。  なお、平成9年度事業計画及び予算につきましては、去る3月26日開催の理事会におきまして、また、平成8年度事業報告並びに決算につきましては、去る5月16日の監査を経て、5月27日開催の理事会におきまして、それぞれ議決認定されたものでございます。  以上、報告とさせていただきます。  次に、日程15、報告第11号 財団法人長岡京市体育協会に係る経営状況を説明する書類の提出について、御説明申し上げます。  この書類は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、政令に定める書類として提出するものでございます。  はじめに、平成8年度の事業報告でございますが、まず、事業の主なものといたしまして、各種スポーツ教室及び指導者、審判員の講習会、トレーニングの講習会やスイミング同好会、スポーツデイ等を実施をするとともに、市からの委託事業であります第34回市民大運動会や第15回市民マラソン大会を実施し、多くの市民の御参加を得たところでございます。  また、第19回府民総合体育大会では、総合第6位という成績をおさめることができました。  また、スポーツ少年団育成事業では、ジュニアリーダーの育成、交流大会などを実施し、スポーツを通じて健全育成に努めたところでございます。  次に、発足7年目のマーチングバンドスポーツ少年団は、全国スポーツ少年大会、若葉カップ小学生バドミントン大会、ガラシャ祭、成人式での演奏など、日ごろの練習の成果を発揮するとともに、市民の皆さんに大変喜んでいただいたところでございます。  次に、平成8年度の一般会計及び四つの特別会計をまとめました収支決算書でございますが、まず、収入の部といたしまして総額8,207万3,903円で、その主なものは、市補助金収入4,280万円、受託事業収入2,581万1,000円、繰入金収入215万1,000円、事業収入344万743円、賛助会員会費収入234万5,000円等でございます。  これに対する支出の部といたしましては、総額7,620万4,426円の支出でございます。主なものは、管理費2,972万1,124円、事業費2,003万9,085円が主なものでございます。  次に、財産目録でございますが、流動資産と固定資産の合計といたしまして5,338万4,270円となっており、負債は554万4,852円であり、正味財産は4,783万9,418円でございます。  次に、平成9年度の事業計画でございますが、主なものは、研修会、研究協議会、講習会等の開催、スポーツ教室等の実施、市民大運動会や市民マラソン大会の開催、府民総合体育大会への選手派遣、若葉カップ全国小学生バドミントン大会の開催、スポーツ少年団の育成事業に関する事業等を計画をいたしております。  次に、平成9年度予算でございますが、一般会計及び四つの特別会計を合計いたしました収支の総額は8,632万9,000円でございます。それぞれの会計の収支は、一般会計5,455万9,000円、賛助会員会費特別会計200万1,000円、スポーツ少年団特別会計243万4,000円、体育施設管理運営特別会計2,510万5,000円、収益事業特別会計223万円でございます。  各会計をまとめました収入の部といたしましては、その主なものは、市補助金収入が3,866万8,000円、受託事業収入3,458万4,000円が主なものでございます。  これに対する支出の部といたしましては、主なものは、管理費3,165万1,000円、運営費2,228万6,000円、市民運動会や市民マラソン大会等の事業費1,979万9,000円等でございます。  なお、平成9年度の事業計画と予算につきましては、平成9年3月24日の理事会、評議委員会におきまして、また、平成8年度の事業報告並びに決算につきましては、平成9年5月7日の監査を経て、同年5月23日の理事会、評議員会におきまして、それぞれ議決承認されたものでございます。  以上、財団法人長岡京市体育協会に係ります経営状況の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○(久野芳樹議長) 南水道事業管理者。            (南 八百一水道事業管理者登壇) ○(南 八百一水道事業管理者) 日程11、報告第7号 専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。  本件につきましては、専決第5号 平成8年度長岡京市水道事業会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正は、収益的支出であります事業費を586万6,000円追加し、18億4,162万円とするものであります。  理由といたしましては、平成8年度の決算確定に基づきまして、消費税計算を行いましたところ、納付すべき消費税予算が不足することになりましたので、3月31日付をもちまして専決処分により補正いたしたものであります。  御承認のほどよろしくお願い申し上げます。  次に、日程21、第39号議案 平成8年度長岡京市水道事業会計決算の認定について御説明申し上げます。  まず、給水状況についてであります。  平成8年度末の給水人口は、前年度末より219人減少し7万7,378人となりましたが、給水件数の方は2万2,106件となりまして、前年度末より60件の増加となっております。  当年度の気象は、上半期ではやや長めの梅雨となりましたし、後半には前線の停滞や台風の影響もありましたことから、前年度に比べますと気温も全般に低く推移いたしました。下半期におきましても、全般的に不安定な天候でありましたが、気温は前年度に比べますと全般に高く推移いたしましたものの、寒暖の差が目立ち、1月には水道管の凍結事故が若干ございました。  このような気象や景気の影響等もありまして、日最大給水量は7月25日に3万7,527立方メートルを記録いたしましたが、前年度より349立方メートル少ない結果となっております。しかし、年間給水量では、対前年度比0.83%、9万3,000立方メートル増加の1,131万6,000立方メートルとなりました。  また、有収水量につきましても、対前年度比1.34%、13万2,000立方メートル増加の998万4,000立方メートルとなりましたが、いずれも決算見込みを若干下回る結果となっております。有収率につきましては88.2%となり、前年度より0.4ポイント高くなりまして、予定の88%台を確保したところであります。有収率の向上は漏水をいかに抑えるかに係るものですが、漏水のおよそ9割が各家庭の引込み管であります。したがいまして、小まめに修繕をしていかねばならないだけに、88%台の確保は大変厳しいものがあるところでございます。  次に、経営収支についてであります。  決算諸表につきましては、消費税抜きで整理することになっておりますので、説明は消費税抜きでさせていただきます。  まず、収益的収支の決算内容についてであります。  総収益は、対前年度比0.1%、198万円増加の17億1,192万円となっております。その主な内容でありますが、給水収益は2,190万円、その他の営業収益は372万円、それぞれ増収となりましたが、受託工事収益は1,651万円、また、受取利息を主なものとする営業外収益は712万円、それぞれ減収となっております。  一方、総費用は、対前年度比0.8%、1,357万円減少の17億3,032万円となっております。  その主な内容でありますが、修繕費で1,176万円、薬品費で20万円、委託料などの諸費で2,501万円、それぞれ増加しましたが、原価部門の人件費で1,795万円、動力費で278万円、減価償却費及び支払利息の資本費で1,303万円、資産減耗費で430万円、受託工事費で994万円、それぞれ減少となっております。これらの結果、収益的収支は1,840万円の赤字計上となったところであります。  次に、資本的収支についてであります。  まず、収入でありますが、企業債は3億円を借り入れております。加入金、分担金はともに前年度に比べまして増収となりまして、資本的収入の合計は5億3,585万円となっております。  支出につきましては、企業債を対象とした施設整備事業では、東浄水場関係で新配水池の敷地造成、新設井戸、東15号の掘削と関連の電気、ポンプ設備等々の工事、長法寺浄水場関連では、テレメーター装置の更新、高圧受変電盤取り替えの工事、管路としましては、泉が丘地内の石綿セメント管布設替え工事、古市橋から国道間の配水管や府営水導入に係ります別途配水管の新設工事など、あわせまして3億2,239万円を執行いたしました。  また、特定財源や単費によります施設事業では、一般開発に係る配水管布設工事が26件、下水道工事等公共工事関連によります配水管布設替え工事が11件、単独計画による自己財源充当の大門橋架け替え工事、東第2浄水場では、曝気装置に係る防音工事、また、ろ過ポンプと汚水ポンプ盤の取り替え、東浄水場のろ過ポンプと返送ポンプ取り替え、長法寺浄水場では、次亜塩素酸ソーダ貯蔵槽の取り替え、ほかに、取水井及び配水池のポンプ盤取り替え、各取水井戸の水中ポンプ取り替え、それに、前年度からの繰越分で、神足大張地内の名神下の推進工事など、あわせまして3億814万円を、また、企業債償還金で2億203万円の執行となっております。  このほか、飲料水パック装置の購入や車両の買い替え、量水器の新規取りつけなどの固定資産取得費で1,635万円、また、人件費、委託料等の事務費で9,352万円を執行し、資本的支出の合計は9億4,243万円になったところであります。  したがいまして、資本的収支は消費税込みで4億1,873万円の不足となりましたが、この不足額につきましては、消費税資本的収支調整額、繰越工事資金、損益勘定留保資金及び建設改良積立金によりまして補てんいたしております。  これらの結果、補てん財源は、期首より7,474万円減少いたしましたが、利益剰余金を含めまして7億7,309万円を平成9年度に繰り越すことになった次第であります。  以上が、平成8年度水道事業会計の決算内容であります。  既に御案内のとおり、平成8年度は給水人口の減少傾向が続く中で、給水件数が若干増加いたし、核家族化の状況が進んでいることがうかがえるところとなっています。このような状況から、水使用の量、形態にどうかかわってくるかが懸念されるところとなっております。  一方、経営につきましては、府営水導入をにらみながら、一定の省力化に取り組んでまいっているところであります。  安全で安定した給水を確保するための経費、職員の労働安全に係るものは別といたしまして、オーバーワークとなっております浄水場の夜間管理業務は委託化を図ることができましたし、これによって、退職者分を補充することなしに職員を他の部局へ配置転換することができました。  また、取水井戸の揚水量に見合ったポンプの取り替え等を進め、これらによりまして人件費や電力費等の節減が図ったのではと思っております。8年度の収益的収支は若干の収益の伸びに費用の減少が手伝って、赤字ではありますが、前年度より幾分か良化となったところであります。  次に、建設事業につきましては、「ふれっしゅ水道計画」に基づき工事を進捗させ、おおむね予定どおり消化いたしました。特に、平成9年度の水量確保から旧3号井戸の跡地におきまして、新たに15号井戸、取水井戸を新設いたし、日量1,400立方メートルの水を確保することができましたが、片や、揚水量の減る井戸もありまして、結局、水量確保の実質増加はわずかしか見込めないという状況にあります。  なお、平成9年度も「ふれっしゅ水道計画」に基づきまして、未給水地域解消事業の着手や新配水池築造工事等を進めてまいりますが、事業運営につきましては、平成8年度決算内容を踏まえ、今後の財政をも十分考慮しながら健全経営に努め、給水サービスの向上に万全を期していく所存であります。  それにいたしましても、この4月1日からの消費税5%が水道経営に大きくのしかかり、早晩、これらにつきましては御理解をお願いせねばと考えているところでもあります。  また、府営水導入につきましては、積極的に京都府との調整を図り、また、議会にも十分御相談を申し上げながら進捗させていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、8年度決算と事業状況の説明とさせていただきます。御審議、御認定賜わりますようよろしくお願い申し上げます。 ○(久野芳樹議長) ただいま提案理由の説明の途中ではございますが、午後1時まで休憩いたします。
                  午前11時51分 休憩              ─────────────               午後 1時03分 開議 ○(久野芳樹議長) 休憩を閉じ続会いたします。  午前に引き続き、提案理由の説明を求めます。  松村総務部長。              (松村尚洋総務部長登壇) ○(松村尚洋総務部長) 日程8、報告第4号 専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。  専決第6号 長岡京市税条例等の一部改正についてでありますが、去る3月21日、国会で地方税法等の一部を改正する法律案が可決、成立し、3月28日をもって公布されたことに伴い、長岡京市税条例等の一部を改正したものでございます。  改正の概要につきまして御説明いたします。  まず、改正の主な点は、平成6年の税制改革に伴う市町村の減収補てん措置として、都道府県民税から市町村への税源移譲に係るものでございます。個人市民税関係では、所得割の税率のうち、課税所得金額700万円を超える部分に適用される市府民税の税率をそれぞれ1%の増減調整をするもので、市民税について、現行「11%」から「12%」に引き上げたこと、その他、土地等に係る課税事業所得等の税率につきましても1%引き上げたところでございます。  また、道府県たばこ税と市町村たばこ税の税率が調整され、1,000本当たり、現行「1,997円」から「2,434円」に、旧3級では、現行「948円」から「1,155円」に、それぞれ市町村分を引き上げたものでございます。  次に、固定資産税関係でございます。  土地に係る固定資産税については、近年の大幅かつ不均衡な地価の下落傾向を受け、これまでの負担調整措置の経過や土地評価変動割合のばらつき等を勘案して、税負担の公平性など、均衡化を図るという基本方針のもとに、今回の税制改正では、新たに負担水準、すなわち、新評価額に対する前年度課税標準額の割合という概念が導入され、負担水準の高い宅地等につきましては、その税負担を抑制し、あわせて、著しい地価の下落に対応した措置がとられることとなったものでございます。  まず、商業地等の宅地等、すなわち、非住宅用地につきまして、負担水準が80%を超えるものは、その負担水準を80%とした場合の税額まで引き下げ、60%以上80%以下のものは一律据え置き、それ以外のものは、負担水準に応じたなだらかな負担調整措置を適用することとしております。  次に、住宅用地でございます。  負担水準が80%以上のものにつきましては一律に据え置き、それ以外のものは、負担水準に応じた負担調整率を適用するものでございます。  また、著しく地価が下落した土地に対応した措置といたしまして、その土地の平成8年度評価額に対する新評価額の下落率が、全国平均の25%以上である場合、及び、商業地等の宅地等につきましては、負担水準が45%以上、住宅用地で同じく負担水準が50%以上、200平米以下の小規模住宅用地では55%以上の条件を満たす土地につきまして、税額を据え置くとしておるものでございます。  その他の土地につきましては、負担水準に応じた負担調整措置を適用するものでございます。  次に、特別土地保有税関係でございます。  露天駐車場、資材置場等の用に供する土地、すなわち、恒久的な建築物、構築物を伴わない土地につきましては、これまで免税制度の対象外とされていたものを、地方税法のこの条項を適用しない地域を市全域として定めるものでございます。  その他の改正といたしましては、地方税法等の一部改正に伴います条例の条文整備でございます。  続きまして、日程9、報告第5号 専決処分の承認を求めることについて、御説明申し上げます。  専決7号 長岡京市都市計画税条例の一部改正についてでありますが、このたびの地方税法の改正に伴い、長岡京市都市計画税条例の一部を改正したものでございます。  改正の概要につきまして御説明いたします。  都市計画税につきましても、負担水準の均衡化を基本的な考え方として、固定資産税と同様の負担調整措置を行うものでございます。  なお、地価が著しく下落した土地に対して、課税標準額で引き下げ、据置措置を行う固定資産税とは異なり、法制上、軽減措置として税条例によって税額を減額するものでございます。  以上が、今回、専決いたしました長岡京市税条例等の一部改正及び長岡京市都市計画税条例の一部改正についての概要でございます。承認方よろしくお願いいたします。 ○(久野芳樹議長) 小田企画部長。              (小田 豊企画部長登壇) ○(小田 豊企画部長) 日程12、報告第8号 財団法人長岡京水資源対策基金に係る経営状況を説明する書類の提出につきまして御説明申し上げます。  この書類は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、政令で定める書類を提出したものでございます。  はじめに、平成8年度の事業報告でございますが、事業の主なものといたしましては、地下水利用適正化追跡調査、理事・評議員を対象とした研修会の開催、さらに、府営用水導入に向けての検討小委員会の開催、また、環境週間におきます啓発事業の実施等でございます。  次に、平成8年度収支決算書でございますが、収入の部といたしまして、収入総額は2,109万9,000円で、その主なものといたしましては、それぞれの事業所からの負担金として1,710万5,570円、基本基金等からの利息収入233万1,919円、市補助金89万円等であります。  これに対しまして、支出の部の主なものといたしましては、基本基金積立金支出として1,700万円、管理費115万4,353円、事業費240万5,869円をそれぞれ支出いたしたものであります。  以上の収支差引剰余金53万8,778円を次年度繰越金として処理されます。  次に、貸借対照表でありますが、流動資産といたしましては、先ほどの次年度繰越金53万8,778円、その他の固定資産が2億3,860万円で、資産合計額は2億3,913万8,778円となり、負債額はゼロでありますので、正味財産といたしましては、2億3,913万8,778円となっております。  財産目録は、普通預金として53万8,778円、基本財産積立預金1,000万円、及び、基本基金積立預金2億2,860万円を貸付信託として、それぞれの金融機関に預金されております。  次に、平成9年度事業計画でございますが、例年実施されております地下水利用適正化追跡調査を引き続き実施される予定であります。また、府営水導入に関しましては、府営用水導入検討小委員会を中心に、導入に向けてのさまざまな問題を検討し、基金としての基本的な考え方の確立に向け取り組まれる予定でございます。  平成9年度収支予算額につきましては、総額2,033万8,000円を計上されており、収入の部の主なものといたしましては、負担金1,700万円、基本基金等の利息収入が176万7,000円、市補助金89万円等であります。  支出の部の主なものといたしましては、基本基金積立金1,400万円、地下水利用適正化追跡調査費178万2,000円、啓発事業費30万円などが計上されております。  以上、簡単ではございますが、財団法人長岡京水資源対策基金にかかわります経営状況の報告といたします。  なお、平成9年度の事業計画及び収支予算につきましては、平成9年3月28日開催の理事会におきまして、また、平成8年度の事業報告及び収支決算につきましては、平成9年4月24日の監査を経て、同年5月26日開催の理事会におきまして、それぞれ議決認定されたものでございます。  以上、報告とさしていただきます。  次に、日程13、報告第9号 乙訓土地開発公社に係る経営状況を説明する書類の提出につきまして御説明申し上げます。  まず、平成8年度の事業報告でございますが、業務といたしましては、土地の確保及び供給でございます。乙訓2市1町あわせまして、用地2万2,207.13平方メートルを確保するとともに、6,761.56平方メートルを供給し、4,281.61平方メートルを年賦売却いたしております。  本市分といたしましては、スポーツ施設用地等先行取得事業用地及び都市計画街路今里長法寺線用地、あわせまして2万1,442.17平方メートルを確保し、西山公園整備事業用地及び都市計画街路今里長法寺線整備事業用地をあわせまして2,884.21平方メートルを供給しております。  次に、損益計算書でございますが、収益の部は、事業収益、事業外収益をあわせまして13億4,516万8,284円、費用の部は、事業原価、販売費及び一般管理費をあわせまして13億4,497万2,137円となっております。  次に、貸借対照表であります。  資産の部、負債及び資本の部、それぞれ66億2,738万3,230円となっております。  次に、財産目録でありますが、資産の部で66億2,738万3,230円、負債の部で66億503万6,227円となっており、差し引き正味財産は2,234万7,003円であります。  次に、平成9年度の事業計画でございます。  土地の取得計画といたしましては、取得面積2,019.99平方メートル、予定金額は5億円となっております。  次に、土地の売却計画といたしましては、全体面積で5,401.23平方メートル、予定金額は10億5,141万7,000円であります。本市分といたしましては、駐輪場用地として、面積146平方メートル、予定金額は1億1,472万5,000円、都市施設等整備事業用地で169.40平方メートル、予定金額1,898万5,000円、スポーツ施設用地で2,349.31平方メートル、予定金額2億9,454万7,000円、西山公園第2期整備事業用地で874.48平方メートル、予定金額8,533万3,000円、都市計画街路今里長法寺線整備事業用地で289.84平方メートル、予定金額9,753万9,000円となっております。  次に、平成9年度予算であります。  まず、収益的収支でございますが、収入といたしましては、事業収益で土地の売却益、2市1町の事業運営負担金をあわせまして10億7,064万6,000円、事業外収益は基本財産運用収益、その他、利息をあわせまして7万5,000円、合計で10億7,072万1,000円となっております。  支出といたしましては、事業原価が土地の売却原価で10億5,141万7,000円、販売費及び一般管理費が人件費などで1,913万9,000円、予備費が16万5,000円、合計で10億7,072万1,000円となっております。  なお、事業収益のうち、事業運営費負担金は1,922万9,000円となっております。このうち、本市分の負担金は均等割、人口割、事業量割、あわせまして917万8,000円でございます。  次に、資本的収支でございますが、収入といたしましては、借入金で土地取得に要する長期借入金5億1,072万円、支出といたしましては、土地取得事業費、借入金償還金あわせまして15億6,213万7,000円となっております。  なお、資本的収入額は資本的支出額に対して不足する額10億5,141万7,000円は、当年度分損益勘定保留資金で補てんするものといたしております。  最後に、資金計画でございますが、受入資金は事業収益、事業外収益、借入金、前年度繰越金、あわせまして15億8,846万3,000円、支払資金は販売費及び一般管理費、予備費、土地取得事業費、借入金償還金をあわせまして15億8,067万円で、差し引き残高は779万3,000円となっておりますが、次年度繰越金予定額でございます。  なお、平成9年度事業計画及び予算等につきましては、去る3月27日開催の理事会で、また、平成8年度事業報告及び決算等につきましては、去る5月22日開催の理事会において、それぞれ議決認定されたものでございます。  以上、乙訓土地開発公社に係ります経営状況に関する報告といたします。よろしくお願いを申し上げます。  引き続きまして、日程16、報告第12号 平成8年度長岡京市一般会計予算継続費繰越計算報告につきまして御説明申し上げます。  本件は、現在、継続事業として実施いたしております市営神足住宅建設事業の平成8年度分の施工についてであります。  昨年の10月に施行されました本市まちづくり条例により、駐車場及び自転車置場等のより一層の確保を図る必要が生じ、そのため、住宅建設戸数の変更等、事業計画の見直しを行ったところでありますが、別紙報告書のとおり、支出済額が4,000万円と確定をいたしましたので、年度割額4,950万円との差額、950万円を翌年度逓次繰越としたものであります。  以上、地方自治法施行令第145条第1項の規定により、継続費繰越計算書を調整し、ここに御報告をさしていただくものでございます。よろしくお願いを申し上げます。 ○(久野芳樹議長) 中垣消防長。               (中垣勝次消防長登壇) ○(中垣勝次消防長) 日程18、第36号議案から日程20、第38号議案までの3議案について説明させていただきます。  まず、日程18、第36号議案 長岡京市使用料及び手数料の徴収に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。  本条例の一部改正は、今回、国において、本年4月1日付をもちまして、危険物の規制に関する政令の一部改正に伴い、危険物タンク検査手数料の適正化を図るため、条例の一部を改正しようとするものでございます。  本条例は、特定の事業所等に対しての手数料徴収を規定しております。  その内容は、火災予防条例の規定による指定数量未満の危険物を貯蔵し、または、取り扱う水張り検査もしくは水圧検査を相手方の申し出により、1基当たりの手数料を第4条第2項の規定に基づき別表第3に定めておりまして、今回、政令改正の基準どおり、「5,300円」を「6,000円」に、「9,600円」を「1万500円」に、それぞれ引き上げようとするものでございます。  長岡京市におきまして、この適用を受けるタンクの製造業者は1事業所であります。  なお、施行につきましては、周知期間を考慮いたしまして、平成9年8月1日から施行しようとするものでございます。  次に、日程19、第37号議案 長岡京市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について御説明申し上げます。  今回、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、条例の一部を改正しようとするものでございます。  改正の内容といたしまして、1点目は、損害補償の基礎額を引き上げようとするもので、第5条第4項の「83円」を「100円」に引き上げようとするものでございます。  次に、第9条の2の介護補償の改正でありますが、介護費用の限度額を引き上げようとするもので、第9条の2第2項第1号の「10万5,080円」を「10万5,980円」に、同項第2号の「5万7,050円」を「5万7,550円」に、同項第3号の「5万2,540円」を「5万2,990円」に、同項第4号の「2万8,530円」を「2万8,780円」に、それぞれ引き上げようとするものでございます。  なお、附則といたしましては、この条例は公布の日から施行し、平成9年4月1日から適用するものでございます。  続きまして、日程20、第38号議案 長岡京市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。  今回、消防団員等公務災害補償等共済基金法施行令の一部改正に伴い、条例の一部を改正しようとするものでございます。  改正の内容といたしまして、消防団員の退職報償金の支給額を引き上げようとするもので、勤続年数5年以上の団員から団長まで、各階級に応じまして5,000円から1万円を引き上げようとするものでございます。  一例を申しますと、勤続年数5年以上10年未満の団員は、現行の「11万5,000円」を「12万円」に、勤続年数30年以上の団長は「89万円」を「90万円」に、それぞれ階級別に引き上げて、消防団員の処遇の改善を図ろうとするものでございます。  なお、附則といたしましては、この条例は公布の日から施行し、平成9年4月1日以降に退職した消防団員に適用するものでございます。  以上、3件の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いします。 ○(久野芳樹議長) 小泉健康福祉部長。              (小泉郁三健康福祉部長登壇) ○(小泉郁三健康福祉部長) 日程23、第41号議案 平成9年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。
     この補正予算は、既定の予算総額に、歳入歳出それぞれ3,715万6,000円を追加し、予算総額を51億2,269万9,000円とするものでございます。  まず、歳入でありますが、支払基金交付金で34万9,000円、繰越金3,680万7,000円の、それぞれ増額でございます。  次に、歳出でございますが、諸支出金のうち償還金で3,516万、一般会計繰出金で199万6,000円の増でございます。補正要素につきましては、それぞれ平成8年度医療諸費の法定負担額精算によるものでございます。  以上、簡単ですが説明といたします。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○(久野芳樹議長) 報告第4号から第41号議案までの16件の説明は終わりました。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  明6日から9日までは議案熟読のため休会とし、10日午前10時に再開いたすことに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(久野芳樹議長) 御異議なしと認め、さよう決します。  本日はこれをもって散会いたします。  御苦労さまでした。                午後1時28分 散会    地方自治法第123条第2項の規定により署名する。       長岡京市議会議長  久 野 芳 樹       会議録署名議員   仙 石 侒 男       会議録署名議員   安 井 幸 治...